OneStep日記

10年後に振り返っても大きな変化が2023年にはあった(テーマ:変化)

チャイフ

こんにちは、チャイフ(@chaif123)です。

早いもので、もう2023年が終わるらしいです(白目)。

さて、オンラインコミュニティOneStepでは、いまあなたが見ているブログメディアの活動もしております。2023年の冬休み企画として(?)日替わり執筆をします!٩(ワー)و

「します」いうて、もうすでに始まってまして僕は5人目なんですけどね。

僕もブログ活動をしていることもあり、手を挙げました。8つのキーワードから選んで書いていくとのことで、僕はピンと来たキーワード、「変化」にしてみました。「他の人がどのキーワードにしたか」の情報が入ると、「選ばれてないやつから選ぼうかな…」と、公平性が発動してしまうのですが、それを見る前にキーワードを選んで書き始めたので、バイアスなしです!さよか〜。

「変化」とはつまり「状態の変化」であり

言葉の定義から入ってしまうのが僕の思考回路なのですが今回も。

「変化」というキーワードを見て受ける印象は人それぞれだと思います。僕の場合は「状態の変化」が連想されました。「状態」とは具体的には、ステータス・ポジション・環境・意識・スキルなどがあります。あるいは対人関係では、関係性の変化、周囲の自分に対する評価の変化、自分の周囲に対する評価の変化などもあります。

一方、「チャレンジ」とか「一歩踏み出す」の方は、「行動」が連想されます。もちろん、「行動」した結果「状態の変化」が起こることも多いですので、ほとんどの場合は両方の要素を含むとは思います。とはいえ、実感としてどちらに比重が強いかといえば、僕の場合は「状態の変化」の方が強いようです。特に、”これからやること”に関して語る場合は「チャレンジ」の要素もありますが、”振り返って思い出すこと”に関して語る場合は、「変化」の方がしっくりくる感覚があるんです。

僕自身が「あり方」をより強く意識しているのかもしれません。それっぽくいえば、DoingではなくBeingを重視している、という感じでしょうか。

まぁそんな僕の価値観はさておき、今年あった「変化」について話していきます。

大きな変化

まずは、比較的大きな変化から。プライベートと仕事と両方ありました。

入籍しました

パートナーとの関係性の変化ですね。自分のポジションも変わりますし、家族関係も変化します。非常に大きな変化です。

それに、これは人生の中でも1回しか起きないイベントです。そういう意味でも特別ですね。希少価値というやつです。個人的には、両家顔合わせの企画と当日はド緊張だったのが印象的です。いい経験だったとは思いますが、思い出しただけで目が見開き、背筋が伸びるような気持ちになります。

「結婚制度なんて国が国民を管理するための制度でしかない」という捉え方もあるようですが、なんだかんだ婚約届を提出した日は浮かれますし良い寿司を食べましたね(?)。ドライな表現をすれば役所に書類を提出しただけの作業ではありつつ、そこに確かなHAPPYがあったのもまた事実です。

僕の人生観では、刹那的かもしれないHAPPYを積み重ねてあとからその多幸感をじんわり思い出して噛み締められることは非常に尊く、そういうのが多いのが良い人生だと考えています。そうしたときに、この入籍というセレモニーはとても有意義だし、改めて、人生規模で考えても大きな変化だったなぁと思います。

本を書いた(出したとは言ってない)

これは「変化」よりも「チャレンジ」の方に近いですが、本を書きました。出版済みのステータスにできていれば一番でしたが、正確にはまだ出版準備中のステータスです。とはいえ、もう内容はほぼ書いていて、あとは細かい校正と出版作業を進めるのみというところです。

出版自体は2024年になるので、2024年の「変化」にも入ってくるかもしれないですが、1〜2年前からこれはやりたいと思っていたものをようやく進捗を出せた!という意味で、これもノミネートしました。

課長になりました

もっぱら仕事の話になりますが、ポジションの変化です。圧倒的です。これも大きいですね〜。

僕が勤める会社はまだまだ歴の浅い企業で、順当な年功序列ではないため、わりと急に言われました。笑

表面上はポジションの変化だけなのですが、やっていてより具体的に感じている変化が3つあります。

1つ目は、責任の変化です。

社長を筆頭に、責任者というポジションが求められる役割のうち最も大きいものが「判断」です。そして、上のポジションになればなるほど、重要な判断を任される回数は多くなり、その全てに判断した責任が付随します。実務としては当然、それ相応の判断能力を求められるわけで、正しい判断をするためには普段から情報収集を行ったり、組織や自分の判断基準を持っておく必要があります。

これはやりがいであり、プレッシャーでもあります。これを楽しいと思えるか、苦しいと思うかが個人の価値観に依ったり、経験によって変わっていくのかなと思いますね。

2つ目は、裁量権の変化です。

これは1つ目の責任と裏返しです。判断を求められるということは、イコール自分で判断できるということであり、つまりは誰かの判断を待つ必要がないということです。いわゆる自由、ってことですね。

僕は「自由」とは「何も教えてくれない」ということだと考えています。「自分で決められる」とも言えるし、「自分で決めなきゃならない」とも言えて、必ずしもポジティブな側面だけではないのです。

ただあえてネガティブな表現をしましたが、それを「だから怖い」と解釈するか、「だからおもしろい」と解釈するかの違いですね。結論、自分が抱えられるちょうどくらいの責任の重さを抱え、責任と両輪である自由のもと裁量権を行使しながら、少しずつ判断能力を培っていく、というのがいわゆるビジネスマンの普遍的な成長過程なんだろうなと思います。幸いにも、僕は今のところ裁量権が増えたことを楽しいと感じられています。

3つ目は、他人からの見る目の変化です。

ポジションが変われば、当たり前ですが名刺の肩書きが変わります。そういう紹介をされます。自分でもそういう名乗り方になります。同僚やお客様など、あらゆるステークホルダーから「この人はそういうポジションなんだな」という前提で見られます。本質的には、ポジションが上がるということは自分に対する期待値が上がるということです。先ほど責任の文脈で判断能力の話をしましたが、「この人がこのポジションということは、そのポジション足りうる判断能力があるのだな」という前提で見られるのです。

相手の期待値を下回ると、がっかりされます。期待値を上回ると、「さすがですね」となりますが、期待値が上がるということは、当然そのハードルも上がります。おそろしい話です。この変化を意識し、自分の言動には気をつけ、ポジションに見合う振る舞いをすることが求められるわけです。いやはや。

ちなみに、僕は外見やファッションに頓着がなくてたしなめられることもあるのですが、他人からの見る目を意識するならいよいよその辺りも気をつけていかないといけなさそうですね…(遠い目)

(遠い目)

役員交代

続けて仕事の話で、役員交代がありました。

僕個人には直接的には何の関係もないですが、所属する組織にとってはこれ以上ない変化です。先述の通り大きくはない企業ですので、ことさら組織に与える影響は極大です。すでにいくつかの制度変更や方針変更がなされ、じわじわと、しかし確実に雰囲気が移り変わっていくのを感じます

会社を乗り合いバスに例えるなら、運転手(役員)が交代し、目的地(ミッション)も微修正し、そこへ向かうルート(経営方針)も微修正した、そんなイメージです。社員が座るイス(福利厚生や各種制度など)も刷新され、内装(オフィス設備など)も少しずつ塗り替えられますし、おそらくこれから外装(ホームページなど)も塗り替えていくはずです。

小さな変化

続いて、比較的小さな変化。その中でも個人的に印象的なものを挙げてみました。

ナンバリングライブを自己辞退した

1つ目は、ナンバリングライブを自己辞退したことです。

それがどうしたって話なんですが、個人的にはそこそこ大きい心境の変化です。先に結論を言うと、ライブ以外の時間を増やそう?(当社比)って思ったんですね。

僕はラブライバー(ラブライブ!というコンテンツを追う人の総称)なのですが、ライブ会場には基本的に現地参加します。まずこの「基本的に現地参加」というのが、ある意味おかしいのです。常識を疑え、みたいな感覚です。いつの間にかそれが普通になっているので、普通じゃないのが普通になってしまっているのですね。常識とは…(宇宙猫)

======== 話が長くなるので飛ばしてもらってもいいです ========

さらに言うと、少なくともラブライブ!シリーズに関してはひとことで”ライブ”といっても種類があって、大きく4つに分けます。

  1. グループ全員参加のナンバリングライブ
  2. グループ全員参加のナンバリングではないライブ
  3. ユニットライブ
  4. ファンミーティング(グループ全員参加、ユニットのどちらもある)

1.がメインのライブイベントです。アニメ放映記念でアニメに使われた楽曲を引っ提げ(軸に構成され)たり、アルバム発売記念でアルバム楽曲を引っ提げ(軸に構成され)たりするライブです。「1st Live」「2nd Live」などと銘打たれるため、ナンバリングシングルと呼ばれています。1箇所で開催されることもあれば、ツアーと称して3箇所などで開催されることも増えてきました。

2.はそれ以外の、イレギュラー・特別企画的なライブです。

3.は2人〜5人のユニットごとにワンマンライブをやるライブイベントです。比較的最近(5年前)できた形式です。これも複数箇所で開催されることが多いです。

4.はトークやゲームを軸にしつつ何曲かライブもやるよ、みたいなイベントです。Fan Meeting というタイトルの通り、各地にいるファンのみなさんに会いにいくことがテーマのため、ナンバリングライブなどの開催がなかなかされない地方(北海道、東北地方、中国地方、四国地方、九州地方など)でも開催されます。さらに③④を合わせたような「ユニットファンミーティング」もあります。ややこしい。ややこしいけど理解しなくて大丈夫です。

============== ここまで飛ばしてOKです =================

説明が長くなりましたが…要は、僕の以前のスタンスでは「少なくともナンバリングライブは絶対に行く(というかとりあえず応募をする)」だったのです。実際、行ったら毎回確かな満足を得られるので全く後悔はないです。コレクション的な感覚もあって、「1stから6thまで全て参加しているオレ」みたいなのをどこか誇りに思っているフシもあったと思います。

それを今年初めて、ナンバリングライブを自己辞退しました。辞退したのはLiella!(ラブライブ!シリーズ4世代目のグループ)の4thライブです。理由はいくつかありますが、体力・精神・時間の使い方に対する意識が変わったから、という理由があります。ライブを辞退したことによって空いた時間をパートナーとの時間に充てたり、ほかの趣味に充てたり、執筆に充てたりできます。

元々あった何かを取り除くと、何も残らないような感覚やもったいないような感覚を感じてしまいがちですが、空いた時間や空間には何かが埋まります。そしてその新しく入ってきたイベント(時間の使い方)やモノ(空間の使い方)もまた別の価値があるはず。そういう柔軟さを忘れないようにしていきたいです。

仮にライブに行くにしても「なんとなく」「行くものだから」ではなく、自分の中の「行きたい!」という気持ち、いや情熱に目を向けて、意志を持って前のめりで参加する姿勢は忘れないようにしていきたいですね。

ボルダリングでついに3級を完登した

2つ目に、ボルダリングでついに3級を完登することができました。

なんのこっちゃって感じですね。ボルダリングとは、自然の岩登り・壁登りを模して人工の壁とホールドを使って壁登りを行うスポーツです。指定されたホールドだけを使ってスタートからゴールまで登っていくのですが、課題ごとに難易度が設定されています。ボルダリングジムによって多少の難易度設定の上下はあれど、ざっくり8級〜1級、初段、2段…とランク付けされています。

そして今年ようやく、3級の課題を2つ完登することができたのです。ボルダリング自体は2015年から始めたのですが、ここ4年くらいはずっと4級でくすぶっていたので個人的にはだいぶ嬉しいです。「4年」といっても、かなりブランクを空けてしまったり筋トレをしていない期間もあったので、そりゃ上達スピードも遅いです。2023年の9月以降くらいからまたペースを上げてジムに行っているうちに、ついに登れました。

それまでも少しずつ上達はしていたんでしょうけれど、やはり定量的な指標をもってレベルアップしたことがわかるとひときわ嬉しいものですね。この喜びをモチベーションにして、またコンスタントにボルダリングを続けていこうと思います。

家からすぐのところにカレーうどん屋がオープンしました

この記事を書き始めた日に、ぽんたさんから0日目の記事が投稿されました。そこでキーワード「変化」の簡単な説明のところを読んでみて、あえてもっともっと小さくて卑近な「変化」も書いてみようかと思いました。

最近、家から歩いてすぐのところに、カレーうどん屋がオープンしました。一度行きましたが、お出汁にこだわっているようで、「カレーの味しかせえへん」とかでは全くなく、味わい深くてとても美味しかったです。実は元々、同じ場所にスパイスカレー屋があったのですが、それが半年ちょい前くらいに移転してしまい、しばらく空き状態・テナント募集状態でした。そこに新しくカレーうどん屋が入った、という経緯があります。

元々あったスパイスカレー屋は、味も値段もよくてかつ圧倒的な立地の良さから、かなり利用していました。電話しておけばお持ち帰りもできて、とてもありがたい存在だったのですが、それが移転しちゃったんですよね。閉店ではなくて移転なので、「好きな店が閉店しちゃう」という悲しさを感じる必要はないのですが、「もう気軽には行けないのね」という寂しさはあります。

僕たちを取り巻く街は、僕たちが何もしなくても、いつの間にか変わっていきます。これも1つの「環境の変化」ですね。諸行無常というやつです。お気に入りだったボルダリングジムも2022年に閉店しました。冠婚葬祭のたびに利用していたおばあちゃんが2人でやっていたクリーニング店も、2022年に閉店しました。四条河原町には行くたびに何かしらの新しい店がオープンしているような気がします。大学生のときに知っていた街からは、かなり表情が変わってしまいました。

それらの変化はいけないことではなく悲しいことでもなく至極当然のことであって、むしろワクワクしてもいいのかもしれませんが、ふと昔のことを思い出し、おセンチな気持ちになるのは禁じ得ませんね。冬ですし。年末ですし。ええ。

そんな、僕たちを待ってはくれないさまざまな世の中の「変化」というものに置き去りにされつつ、追いつこうとしつつ、でもちょっと過去に浸りたくもなり、それでも前を向いていく。そんな感じで進んでいくんでしょうね。

「変化」からは成長・風化・再構築などいろんな連想ができそうです

ということで今回は、「変化」というキーワードで、年末という時期もあり、今年あった印象的な変化について話してきました。なんやかんや、かなりのボリュームになってしまいましたね。そして最後になぜかおセンチになってしまいました。

「変化」と聞いて最初に、ステータス・ポジション・環境・意識・スキル・人間関係などの変化があり、そこには何かしらの「成長」が伴うことが多いと連想しました。しかしそうとは限らず、小さな変化に目を向けてみると、それはそれで発見があって面白かったです。

2024年はどんな「変化」が待っているのか。楽しみにしておきましょう。

それでは。あ、良いお年を〜。

チャイフ

ABOUT ME
チャイフ
チャイフ
課題の分離マン
小中高大の卒業を経て無事に大企業に就職したが、このまま敷かれたレールを走るだけの人生に疑問を感じて25歳の時に大きなパラダイムシフトを起こす。 既存のコミュニティ外から情報収集しつつ、毎日に変化を取り入れて人格をアップデートし、1年後にベンチャー企業に転職。現在も人生を豊かにするために日々模索中。 習慣 / 健康 / 勉強 / 仕事 / タスク管理などに興味があります。 ※画像はマチュピチュ村です。
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