OneStep日記

ひとりで生きていくという選択

うたの

初めまして、うたの(@utano320)です。OneStepの運営メンバーとして活動しています。

今回は初めての投稿ということで、ぼくがサードプレイスというものについてどのように考えているのか?OneStepというコミュニティに個人的に思っていることは何か?ということを書いてみようと思います。

最初からひとりで生きていきたいなんて思う人はいない

サードプレイスについて書いていく前に、この投稿は「ひとりで生きていくという選択」というタイトルにしたわけですが、そのことについて書いていきます。

まぁ程度はありますが今の時代を生きていると、人と関わることを避けたくなる場面が多すぎると思っています。

会社や近所で面倒な人がいたり、電車やバスなどで他の乗客の振る舞いを見て嫌な気持ちになったり。

SNSは楽しかったり便利な面もありますが、昔なら知らなくて済んだような言葉や情報が目に入ってきてしまい、ダメージを受けてしまったり、自信を失ったり、他人に対して警戒感や不信感を持つきっかけになってしまうような側面もあります。世の中で起きているすべてのことに対して「何かできないか?」と考えてしまったり、とにかく何もかもを過剰に受け取ってしまいやすいツールです。

このような経験を積み重ねていくと、「あーもう、ひとりで生きていきたい」「なるべく人と関わりたくない」と考えてしまうのも無理ないと思います。

これって負の連鎖になってて、自分がそういう気持ちでいると、当然周りの人に興味を持てなく(あるいは意識的に持たないように)なるし、冷たく接してしまうことも増えると思います。その結果、自分の周りの人に「ひとりで生きていきたい」と思わせてしまうきっかけの一つになるかも知れません。

でもみんな最初からそう思ってたわけではないはずで、少しずつ少しずつ、「ひとりで生きていくという選択」に近づいていくものなのではないかと。

サードプレイスは「ちょうど良い距離感」を選べる

そういった背景もあり、サードプレイスと呼ばれる場所・コミュニティが話題に挙がることが増えてきているのかなと思っていて、趣味や価値観、考え方が近い人が集まる場所であれば、比較的人と関わることのハードルが下がります。

一口でサードプレイスと言っても様々で、先日ばやしさんが投稿してくれた記事からもわかるように、OneStepのようなオンラインコミュニティだけをとっても千差万別です。

(ばやしさんの記事はこちら)

オンラインコミュニティ以外でも、例えばスポーツを行うサークルやチーム、自治会など、その性質や距離感はそれぞれ違うものがあります。

サードプレイスの良いところは、こういった様々なものから、自分の状況や考え方などに合った「ちょうど良い距離感」を保てる場所を選べるという点にあると思います。しかも自分に合ってなければ離れるという決断も、会社や家族とは比較にならないほど容易です。

OneStepで「一歩ずつ」

そんなサードプレイスの一つとして、OneStepというコミュニティがあるわけですが、OneStepはその名前からわかるとおり、メンバーの「一歩」を応援しています。

メンバーによって、その「一歩」は違います。

過去の経験によって傷ついていたり、自信を失っていたり、でも人と交流することで変わりたい、と思っているメンバーがいたり。新しいことにチャレンジするメンバーがいたり。そういったメンバーを応援することが一歩になるメンバーがいたり。

そんなコミュニティに、ぼくは一つ期待していることがあります。

それは、OneStepで交流する中で「ひとりで生きていくという選択」からメンバーが遠ざかることです。

もちろん強制はしませんし、簡単ではないと思いますし、コミュニティでの交流が合わなくて退会する選択も尊重します。でも、勝手ながら期待はしています。

まだまだ完璧ではないですが、OneStepでは普段の生活で受けるような攻撃や、過度な競争など、人と付き合っていく上でストレスになるような要素をなるべく無くせるように意識して運営をしています。

人間関係を築くことに対する恐れを、OneStepのメンバーと交流する中で軽減することができれば、ぼくは嬉しいです。

ひとりでないからこそ得られるもの

ぼくが大好きな曲の一つに、「SUPER BEAVER」の「ひとりで生きていたならば」という曲があります。

歌詞がとても素晴らしく、ぼくがOneStepに期待することにつながる部分なので、一部抜粋させていただきます。

ひとりで生きていたならば こんな気持ちになれなかった
ひとりで生きていたならば 理不尽も許せたかもな
ひとりで生きていたならば ひとりで生きていないから
愛しさ込み上げるほどの「大切」に出会えたんじゃないか

SUPER BEAVER 「ひとりで生きていたならば」

人間関係を築くことなく、なるべく人と関わらず生きていくことは、楽かもしれません。その選択をする気持ちもわかります。でも、「ひとりで生きていないから」様々な感情を覚えるし、辛いこともあるかもしれないけど、嬉しいこともある。

誰かと一緒に喜んだり、悲しんだり、その人のことやコミュニティを「大切」だと思えたり。

せっかく生きているんだし、本当は「ひとりで生きていたい」と思ってるわけではなく、「ひとりで生きていくしかない」ということなのであれば、OneStepで何かを変える「一歩」を踏み出してもらえると、嬉しいと思ってます。

さいごに

「ひとりで生きるという選択」について、サードプレイスとOneStepを絡めて書いてみました。

OneStepはよくあるインフルエンサーや著名人が運営するコミュニティではないため、運営メンバーも一人のメンバーとして活動しているような「みんなで作っていくコミュニティ」です。

この記事で書いたこともコミュニティとしての方向性を決めているものでもなく、ぼく個人として思っていることなので、まぁそんなこと考えている人がいるんだな、というくらいに思ってもらえれば。

マイペースに、肩肘張らずに参加できるコミュニティなので、良かったら覗いてみてください。

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