OneStep日記

オンラインコミュニティ探検隊の調査報告

ばやし

こんにちは、ばやし(@45bayasshi)です。

メディアに初めて投稿します!
いや〜記事書くの大変すぎやろ。。
喜んでやる人の気がしれん。。
と、思ってましたが
今でも思ってます(真顔)

さて、いくつかあったテーマの中で「サードプレイス」を選びました。
私の中でサードプレイスといえば、オンラインコミュニティが思い浮かびます。
このOneStep以外にも2つ入っておりエンジョイしていますので、今回はそれぞれのコミュニティの特徴とその面白さなどについて書いてみようと思います。


 オンラインコミュニティは基本的に閉じており、実際入ってみてどうなの?
 というのは参加者の心の中ですので、その内情を把握するには入ってみるしかないんです。
 そう、皆さんのかわりに私が身を削って調査してきたということなのです(大嘘)

内容に入る前の注意点

  • オンラインコミュニティには守秘義務もあるので、所々ふわっとした表現になってます
  • あくまで2023年に参加して見てきたものです。どのコミュニティも少しずつ変化していますので、2024年には全然変わっていることもありえます
  • コミュニティの多様な要素のいち部分を切り取っている、ということはご認識ください

コミュニティA

基本情報

  • ファンクラブわいわい型コミュニティ
  • 5000人程度

特徴

  • 中心人物(以降、Aさん)がコミュニティの活動に熱心
  • 参加者はAさんのファンやAさんがやっている活動のノウハウを身につけたい人が多い印象
  • 実名顔出し文化(ニックネームも併記)
  • 配信文化
  • 独自SNS有り
  • 大人数をまとめる仕組みがあり参加者同士のオフ会、オンライン交流も活発

入会後まずやる(と望ましい)こと

  • 自己紹介動画をUPする※
    ※自己紹介は他コミュニティにもあるが、Aはこれやらないと主要コンテンツ参照不可
  • Aさんのコンテンツに参加しコメントをする、感想をつぶやく
  • 中心イベントに参加し、盛り上げる

楽しむために必要だと思われるもの

  • Aさんへの興味👨‍💼
    ほぼ毎日あるAさんの配信を聞かないとコミュニティの動向がつかめない。もちろん聞かなくても楽しむことはできるが、このAさんを中心とした大きな流れにノレるかノレないかは結構重要。そこにノレると自然と内部コンテンツに興味を持つことができる(と思われる)
    ノレない場合でも、中心イベントで必要とされることが、自分のやりたいことやできることにマッチすると、楽しめるのかなと思う。ただノレる人の熱量は凄まじい🏄
    コミュニティAではこの参加者間の温度差が印象的だった(私はノレていない🌊)
  • コミュニティ内インフルエンサー的な人(以降、aさん)への興味👥
    上述の流れについていけなくても、次の手がある。それがaさん(たち)の存在。aさんたちが精力的に活動し、ついてこれていない人を巻き込んでいく。
    その際、熱量が伝染していくをよく見る。これすごい🔥

その他

  • スタンドアローンな行動はあまり歓迎されない傾向にある。「中心に関与しつつ」自分の色を出せると良いのかもしれない
  • 人の数が多いのでできることも多いが、自己紹介した人や話した人であっても結構忘れるし忘れられる🥲(他参加者に認知されたり、他参加者のことを深く知っていくには積極的にイベントに顔を出す必要あり)

コミュニティB

基本情報

  • ファンクラブ勉強型コミュニティ
  • 500人程度

特徴

  • 中心人物(以降、Bさん)が勉強したいことを一緒に勉強することが目的
  • Bさんのジャンルを横断した知識や視座の高さ、分析力に惹かれて入る人が多い
  • 実名文化(顔出しするかどうかは選べる)
  • 交流の要素は一応あるがかなり少なめ

入会後やる(と望ましい)こと

  • 勉強会に参加する(アーカイブ視聴でも可)

楽しむために必要だと思われるもの

  • 時間⏰
    厳密に言えばどのコミュニティでも時間は必要な要素だが、このコミュニティでは特に必要と感じる。例えば、アーカイブを視聴するだけならハードルは低い〜と思いきや、一つ一つのコンテンツが長めで視聴するだけでも結構時間が必要になる。また、扱うジャンルは幅広く面白いが、内容や言葉も平易ではないことが多いので、ついていくのは結構大変(流行りの要約動画の逆というとわかりやすいかも。ちなみにそこが良いところでもある)あと、単純に個人的な力量不足ではあるが、咀嚼する時間、関連書籍の読書の時間も結構かかる(もはや学校🏫)
  • モノ、コトへの枯れない好奇心🔍
    これさえあれば飽きることはないと思う。扱った内容は生成AIとフェイク、ケア、エネルギーなどなど非常に幅広く、特に「医療人類学から見る人類社会」はめっちゃ面白かった。逆に、勉強会やその他コンテンツに興味を持てなくなったら継続するのは難しい。

その他

  • 上記に近い話だが、結構サブスクっぽく感じる
    良いコンテンツを作ろう!”という情熱はあるが、”良い場を作ろう!”ということには情熱がはあまりなさそう。後者については、Bさんがあまり興味がないので仕方ないが、昔はここを運営メンバが取り持ってくれていた。今は運営メンバが変わり、よしなにやってくれていたことがなくなり、サブスク化に拍車がかかったように思う。(コミュニティ運営を生業にしてる会社が入ったのにも関わらず、機能しているように見えないのは少し残念)

コミュニティC(OneStep)

基本情報

  • 参加者中心型コミュニティ
  • 100人未満

特徴

  • 匿名文化(イベントでも基本ビデオオフ)
  • Mattermost(チャットツール)内でのコミュニケーションが中心
  • 参加者にフォーカスが当たる
  • コミュニティA、Bと比べるとゆるく参加しやすい

入会後やる(と望ましい)こと

  • Mattermostにふれる(投稿を見る/スタンプを押す/投稿する)
  • イベントを企画する/イベントに参加する※
    ※これもどのコミュニティにもあるのだが、どれも一癖あって長くなるので今回は割愛。また同様の理由で、使用するツールとその影響についても割愛

楽しむために必要だと思われるもの

  • 他人への興味🕵️‍♀️
    ファンのような過大な興味を持つ必要はないので安心してほしい。Mattermostの投稿を眺めてみればいいのだ。参加者の様々な投稿を見るだけでも面白い
  • 何気ないことでも発信してみる勇気💪
    自分の周りの出来事やその他何でもよいのだが、そう言ったものを書いておける自分専用の場所「個人チャンネル」を作る文化がある。この個人チャンネルは、最低限の規約さえ守れば、自由に発信できる場所で、内容も更新頻度も人それぞれ。そこでの自己開示がオンライン上でのゆるくも継続的な交流を可能にしている(と思われる)

その他

  • 今後コミュニティがどうなっていくかは、良くも悪くも参加者に委ねられる
    コミュニティでどのように活動するかは参加者の自由だし、ゆるく参加することも歓迎され居心地もよいのだが、運営から与えられるものをただ待っているだけでは面白くなりにくい(と思われる)。コミュニティAは「俺について来て!」、Bは「面白いコンテンツ作るからついて来て!」でトップダウン。参加者からは運営に関与できない。が、Cは運営と参加者がほぼ同列で「一緒に作っていこう!」というスタンス。参加者は運営の一端を担っていると言ってもいい。ちなみに公開の運営MTGは運営メンバ以外も音声参加が可能らしい。

3つのコミュニティの色

最近読んだ小説に「チームオルタナティブの冒険」という作品がある。
この中で主人公は、ある人物たちが同じ空間にいながら、それぞれ自分の好きなことをやっているのを目の当たりにしたとき、(ホモソーシャルでの内輪ノリも楽しかったし、孤独を味わう回路も大切だとした上で)「誰にも遠慮しなくていいし、誰からも侵害されない時間が流れている」ことに気持ちよさを感じ、こういう時間こそ幸福なのではないか、と思うくだりがあった。

これを読んだときふと、今回紹介した3つのコミュニティのことを思い出した。

大きな内輪ノリを楽しもうぜの、コミュニティA
孤独な時間を確保しモノコトにじっくり向き合う、コミュニティB
同じ空間でマイペースに交流できる、コミュニティC

つまり、この3つがオンラインコミュニティ御三家ということ!?🔥💧🌱

上記のどの要素も、人生のどこかで、なんらかの形で体験できることと思うが、コミュニティC(OneStep)の個人チャンネルを介した交流は、少し特殊で面白いと感じた。

おわりに

以上、調査報告になります📝
一口にオンラインコミュニティといっても多種多様で面白いし、学校や会社と比べて辞めやすいので、気軽に入ってみてはいかがでしょうか!

それでは、また

いや、記事書くの大変だからもう書かないぞぉ🥺

ABOUT ME
ばやし
ばやし
金融系のシステムエンジニアに従事しつつ、遊び歩いています。アニメ/ゲーム/ライブ/料理/外食/オンラインコミュニティ/紅茶、あたりが趣味(アイコンはyastoさんに描いてもらいました!)
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