小さな体験というタネ撒き

こんにちは!運営メンバーのうたのです。
今回のOneStepメディアフェステバルも個性溢れる投稿ばかりでおもしろいですね。
ぼくは「2024年のミートアップで面白かったワーク」というテーマで書いてみようと思います。
ミートアップ、ワークとは?
まずミートアップについて軽く説明しておくと、OneStepでは毎月1回、zoomを使って「OneStepMeetUp」という60〜90分のオンラインイベントを行ってます。
イベントの内容は毎回違うのですが、参加メンバー全員に手を動かしてもらうワークと呼ばれる形式の企画をすることがあります。
2024年のミートアップでも、たくさんのワークをやりました。その中でも個人的に一番面白かったのは
「やりたいことを100個書き出してみよう!」ですね。
やりたいことを書き出して・・・
お題自体はよくあるものかもしれませんが、この時のワークではちょっとしたサプライズを用意してみました。
それは、100個書き出したあと、グループに分かれて「誰かのやりたいことをミートアップ中にみんなで協力して叶えてしまおう」というものです。
もちろんミートアップの時間内に可能なものになってくるので、叶えられるものは限られますが、元々グループで1つと考えてましたが、想像以上にサクサク叶えてくれて、各メンバー1つずつくらいは叶えられたのではないかと思います。
その場で叶えるところまでいかなくても、行動するための予定を立てるところまでできたり、何かしら前進があったりと、とても意味のあるワークになりました。
イメージしてみてください。数十分前までは「やりたいなぁ」と思っているだけだったことが、もう今「できた!」となっているわけです。達成感ありそうでしょ?しかもグループで協力して叶えているので、みんなからも声をかけてもらえるし、一体感もありました。
中にはなかなか重めのことを成し遂げた方もいて、オンラインなので物理的には無理ですが、心の中では胴上げしてました。
あと、初めてサプライズ要素を入れてみたことで、いつもと違ったワクワク感があって楽しかったですね。
なぜこのワークを企画したのか
さて、ここからは目線を企画側に切り替えます。
ミートアップのワークは、毎回運営メンバーで考えて企画しています。どのワークも根幹にあるのは、「誰かのOneStepに繋がる小さな体験ができること」です。
世の中に転がっているワークをそのまま使っても良いのですが、OneStepのメンバーに合わせて、より意味のあるワークになるように心がけています。
当然、このワークもその1つで、「誰かのやりたいことをみんなで叶える」という体験をしてもらいたいという思いがありました。
叶えてもらう側は、自分がやりたいと思っていることに対して、他のメンバーからアドバイスをもらったり、背中を押してもらったり、そして叶えられた時には自分だけでなく他のメンバーも一緒に喜んでくれる、そんな体験をしてもらいたい。
叶える側は、誰かのやりたいことを叶えることで、どんな感情になるものなのか体験してもらいたい。
といった狙いがありました。
実際にぼく自身もこのワークに参加し、メンバーがやりたいことを叶えていく様子を見て、なんというか「よかったねー!」という幸福感や達成感、じんわりと温かさみたいなものを感じました。参加メンバーの反応を見た感じでも、概ね良い体験をしてもらうことができたのでは、と思っています。
ではなぜそのような体験をしてもらいたいと考えたのか、もう一歩踏み込んでみます。それはOneStepというコミュニティにあってほしい姿に重なるからです。
OneStepでは、やりたいことがあれば気軽に共有して欲しいですし、それをお互いが応援しあい、叶えるために協力できることがあればする、そんなコミュニティであって欲しいと思っています。
まさにこの時のワークは、OneStepというコミュニティ全体で「やりたいこと」を凝縮したワークだったかもしれません。
小さな体験=タネ撒き
この時のワークではほんとに小さな「やりたいこと」だったかもしれませんが、小さくて良いのです。ゼロからイチへの小さな体験の価値は大きいです。一度体験したことは、二度目以降のハードルを格段に下げてくれます。
60分〜90分という短い時間の中で体験できることは限られていますが、そこで体験したことがそのメンバーの心に残り、その後の行動や思考の際に変化を生むことができれば最高です。心にタネを撒くようなイメージに近いかもしれません。
この小さな体験が、自分自身・もしくは他のメンバーのより大きな「やりたいこと」を叶えるきっかけになると良いなと願っています。
さいごに
今回は2024年に企画したワークの1つについて書かせていただきました。
何かやりたいことができた際、もしくは他のメンバーのやりたいことを知った際に、このワークで体験したこと、感じたことが少しでも意味のあるものになっていれば嬉しいですね。
他にも面白かったワークはいくつもありますが、どれも「誰かのOneStepに繋がる小さな体験ができること」というものになっていて、参加メンバーにはその都度心のどこかにタネを撒いているようなもので、いつかタイミングが来たら花を咲かせ、素晴らしいOneStepを見せてくれると思っています。
これからも、様々な小さな体験を得ることのできるワークを企画していきます!2025年も楽しんでいきましょう〜