OneStep日記

実際のところ、何?

きしめん

こんにちは。きしめんです。

2024 OneStep Media Festivalに参加中。
僭越ながら12月27日の担当を務めさせていただきます。

8つのキーワードのなかで選んでみたのは「ぶっちゃけ」です。

ではさっそく。

ぶっちゃけ、一歩踏み出すのに必要なものって何?

踏み出せない悩み

当メディアのトップページにもあるように、本コミュニティ「OneStep」は、『「できないかも……」をチャレンジに変える、そんな一歩を踏み出すためのコミュニティ』として存在しています。

あなたが一歩踏み出すのを後押ししてくれる、応援してくれるのが「OneStep」です。

応援してくれる人がいるというのは大変ありがたいことですよね。
かくいうぼくも日々ありがたさを噛みしめて生きています。

自分の望む変化を与えるための一歩を踏み出すこと、それはとても良いことだと思います。

きっと人それぞれ、これが自分にとっての「一歩」だと思うことがあるでしょう。

そしてその人にとっての「一歩」が十人十色あるように、悩み方も人それぞれかと思います。

たとえば、なかなか踏み出せなくて悩んでいたり、焦ったり、もどかしかったりして、その「一歩」が遠く感じることがある。

何だったら、自分にとっての「一歩」が何なのかわからなかったり、踏み出すにしてもどの方向へ足を出せばいいのかわからない人もいるかもしれません。

それらの悩みは、誰かからの応援だけでは解消されないこともあると、ぼくは思っています。

だとしたら、どうしたら「一歩踏み出す」ことができるのか?

答えが出るかどうかは置いといて、今回はこの問いについて、「一歩踏み出すために必要なもの」を考えてみようと思います。

踏み出したい、と思う心

大前提として、「一歩踏み出したい」という気持ちは必要だと思います。

大抵のものは望まなければ手に入りません。

「別に一歩踏み出すとかどうでもいい。今のままでいいや~」みたいな気持ちで一歩踏み出せることってなかなか無いと思います。

そもそも、踏み出したいと思っていなければ、なかなか踏み出せないことを悩んだりしませんよね。

「できないかも……」と自信のない状態をチャレンジしよう!という前向きな気持ちに変換するための一歩を踏み出したい。

その気持ちは必須なものですよね。

立ち止まっている理由

では、踏み出す前の状態を考えてみます。

踏み出せない、と悩んでいるということは、踏み出さずにその場で何をやっているんでしょうか?

一歩が出ないということは、その場に留まっている状態なのではないかと思います。

その場に留まっている、立ち止まっている理由は何でしょう?

例えばぼくの場合ですが、かねてから浪費家を卒業してお金を貯めたいと思い続けてきましたが、気が付けば借金100万円を抱えて、返済に呻きながら心の貧しい日々を過ごしてしまっています。

とっとと家計簿でもつけて支出を把握し、家計管理を学べば良かったものを、それをやらずに過ごしていた時間がとても長かったです。

生活資金口座のお金が底をつきそうになってようやく、人を頼って相談することに決めました。(おかげさまで毎月返済できる目途がつき、自分なりに家計管理できるようになってきました)

今振り返っても、動き出すのが遅すぎると感じます。ではなぜ、そんなふうになるまで動けずにいたのでしょうか。

当時のぼくは、お金が手元にないことを恥ずかしいことだと思っていました。今でもなお、情けないことだと思っている節があります。

ぼくはその恥を晒して人に相談する、ということがどうにも怖くて、恥ずかしくて、ずっと自分一人で何とかしようと親にも言わずに抱え込んでいたのです。

人に相談する勇気もなく、独学で家計管理を学ぶ勤勉さもスキルもない。

変わりたいと思っているのにその場に留まり続けた理由は、恥という思い込みと、恥を捨てる勇気のなさ、そして知識や経験による見聞不足だったのかもしれません。

踏み出すきっかけ

では逆に、そこまで立ち止まっていたのに、急に人に相談するという一歩を踏み出せたのはどうしてでしょうか?

今回の例でいうなら、危機感です。このままその場に留まり続けていたら、生活していけなくなるかもしれないという恐怖感。

ぼくは生活の危機に直面して初めて、恐怖と不安に押し出されるようにして一歩を踏み出しました。

いうなれば、一歩踏み出さざるを得ない状況だった、ってことになるでしょうか。

危機感や恐怖、不安などに背中を押されるのは正直メンタルやられるのでおすすめできませんが、ぼくの家計管理が変わったきっかけなのは確かです。

その場に留まる理由よりも、踏み出したいと思う気持ちや理由が強くなったから、一歩踏み出すことができたのではないかと思います。

その場に留まる理由やメリットと、一歩踏み出す理由やメリット、天秤にかけたらどちらの傾くのでしょうか。

なかなか踏み出せないと悩んでいるのは、もしかしたらまだまだその場に留まるほうに天秤が傾いているからなのではないでしょうか。

それならば、一歩踏み出すほうに傾けさせることができたら、それがきっかけとなって一歩踏み出せるようになるかもしれない。

天秤の重りになってくれる「何か」。ぼくの例でいう危機感や恐怖のような、けれどもちゃんとポジティブでいられるような「何か」があれば、気持ちよく一歩踏み出すことができるのではないでしょうか。

踏み出した先を見つめる

「一歩踏み出す」というのは、いわば物語の始まりです。

踏み出して、歩いて行った先に求める何かがある。だからこそ、その一歩目を踏み出せないことに悩んでいるはずです。

では、踏み出した先に待っている何かは、天秤の重りになり得るのでしょうか。

ギャップモチベーションという言葉があります。

簡単に言うと、未来の自分の鮮明なイメージと過去から現在の自分とのギャップを意識することで、そのギャップを埋めようとする脳のはたらきを利用したモチベーションのことです。

つまりそれは、一歩踏み出した先にある未来の自分の存在が、今の自分を動かす大きな理由になるかもしれない、とも解釈できます。

ここで重要になってくるのは、思い描く未来の姿をいかにリアルに想像できるか、です。

未来の自分に感情移入するというか、いかに臨場感を持って未来を思い描けるかがとっても重要。

でなければ、今の自分と未来の自分が違いすぎて、ギャップモチベーションが湧く前に「え、これ無理じゃね?」と諦めてしまいがち。

また、ギャップモチベーションとは関係なく、踏み出した先のことを意識するのは大事なことだと思います。

先ほど言った通り、「一歩踏み出す」というのは始まりにすぎません。踏み出した先に望むものがあるからこそ、踏み出したいと思っているはず。

それが何なのかを意識することで、踏み出したい気持ちを強めることができ、それが勇気につながることもあれば、チャンスを掴むのにつながることもあると思います。

あなたの一歩の先には何が待っていますか?それは思い描く未来につながっているでしょうか?

「漠然と変わりたいとは思えども、どうすれば一歩踏み出せるのかわからない」といった悩みを抱えているならば、まずは理想の未来を思い描くことから始めてみてもいいかもしれません。

一歩踏み出すのに必要なもの

最初の問いに戻りましょう。

結局のところ、一歩踏み出すのに必要なものって何?

踏み出す勇気、踏み出したい理由、立ち止まっている理由を打ち消すこと、踏み出した先の未来を思い描くこと、誰かからの応援……。

いろんなことをうだうだと書き並べてきましたが、どれも必要な気がするし、かといってそれだけでは足りないような気もします。

一概に「これ!」と提示できるものでもないのかもしれません。

悩みは人それぞれであるし、「一歩」の具体も人それぞれ違う形をしています。

それに、タイミングによって必要なものも変わるかもしれないし、そもそも何かが必要なのではなく、何かが余計だったり過剰だったりするのかもしれない。

でもぼくは、これだけは信じているのです。

「一歩踏み出す」ことは、諦めなければ絶対にできるってこと。

だから、「どうせ自分は…」「きっとできない……」と下を向いて諦めてしまわないでほしい。

自分のハッピーのために動くことを、どうか躊躇わないでほしいのです。

一歩踏み出すためにどうすればいいのか。

そんな難しい問いを一緒に考えたり悩んだりする仲間がいるのも、コミュニティの心強いところなのかもしれません。

これを読んでくださったあなたは、自分の一歩には何が必要だと思いますか?

その答えにたどり着くヒントは、どこに転がっていそうでしょうか。

誰かの一歩を応援したいと思ったとき、あなたなら何ができそうでしょうか。

自分なりの答えを、探しに行ってみませんか。

おわりに

ここからはオマケです。

今回テーマを決めるのに結構悩んだのですが、「ぶっちゃけ」というキーワードを気に入りすぎて、何とかして使いたいと思ったんですが、これがまた結構難しくて。

最終的に「ぶっちゃけ」要素があるの冒頭だけじゃね?となり、何だかこじつけのような記事になってしまいました。

年末年始ということで、自分にとっての「一歩」について見つめ直しつつ、来年の活動を考える足しにしていただけたら幸いです。

読んでいただきありがとうございました。

ABOUT ME
きしめん
きしめん
夢を追いかけてたら借金で首が回らなくなったけど、才能を活かして楽しく生きることを全くもって諦めない後ろ向き人間。夢追い人生から楽しい人生へ。
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