OneStepのロゴを作るプロジェクト⑦~最終回~
6.5回目の短くて息抜きだけど、大事なミーティングも行い迎えた最終回。
膨らんだイメージを畳んで、少し広げてまた畳む。
引いて視て新しい発想を見つける。微調整しながら「広げて畳む」を繰り返してきました。
一時は期限内に上手くまとまるのか。。迫る期限がある中でドキドキする場面もありましたが完成することができました!
最後はどのようにまとまって完成したのでしょうか。
ブラッシュアップには思考をリセット
・芽
・OneStepの「One」を1へ見立てる
・「S」を二葉に見立てる
この3つを軸にファビコンとなるロゴマークにも作成に取り組んできました。
当初、土から芽が出てくる二葉を意識していたが、有名企業のロゴマークに似た雰囲気が出てきたり、遠目で見たらロゴマークが顔文字に見えたりしてました。
またフォントからも連想する企業があり、ブラッシュアップしながら
丸みがありすぎると食品会社ぽくなるね。
シャープな英数字にするとIT企業みたいになる。
など話しながら「OneStep」のコミュニティが持っている「一歩踏み出す瞬間を応援する」雰囲気を追求。
企業カラーのことをコーポレートカラーと言うようです。
参照記事:https://tayori.com/blog/color-17/
ロゴを考えながら感じたのは、
普段自分が見ている景色から無意識にイメージが引っ張られている可能性が高い。です。
イラストを作ってみたけど、オリジナル感がイマイチ…と感じる時は、普段自分がよく目にするものや興味関心があるものに寄っていないか目線を引くこと・客観視することが大事ですね。
イラストに限らず、考え方・感じ方・コミュニケーションの場でも「無意識の思い込みがないか」「感情に任せた対応になっていないか」一旦立ち止まって違う視点から見るのと一緒ですね。
コミュニティの雰囲気とは?
参加メンバーの数だけ感じている雰囲気はあると思うのですが、新規メンバー募集をした時にどんな人が興味・関心を持ってくれそうか?
運営メンバーが「カスタマージャーニー」という考え方を使って情報整理をしています。
例えば
・今の状態にモヤモヤしている
・SNSの情報に疲れる時がある
・チャレンジしてみたいけど、何をしたらいいのか分からない
・自信なくて足踏み状態など。
ロゴの最終案が2つ出来上がった時、個人的に好きとコミュニティの雰囲気に合っているか。は別で考える必要があります。
カスタマージャーニーで出た情報を参照しながら、色・フォントから連想するイメージが合っているかロゴ作成チームで話し合って最終案を決定。
(データはその後、運営メンバーへお渡しするので最終チェックは運営へ依頼します)
色だけでも本当に微妙な違いがあり、白地で見るのとOneStepサイトで見るのでは下地が若干違うため、くすんで見える!
フォントの色も黒だとロゴの主張が強くなる。
Photoshopの白地画面で見るのと使用色が複数あるサイトの画面で見るのでは印象が違うことがあり、選定作業は悩みましたが学びになって楽しかったです。
デザインを通してマーケティングの知識も少し触れたり、学ぶことがあって面白かった!
最後に
色、バランス、ロゴマークの曲線、フォント、文字間など最後まで微調整を重ねてきました。
ツールを使って手作業で微調整を重ねており1つの項目だけでもデザイナーが知識と経験と技術を込めて作られています。
デザインは大きく広げた風呂敷を畳む作業です。
と教えてもらってから一枚の布をイメージしていましたが、ロゴ作成を通して布より糸を紡いで糸から一枚の布を完成させていくイメージに変わりました。
デザイナーの発想、オリジナリティ、ブランドイメージの構想、などが一本一本の糸に込められている感じ。
月に1回開催している全体会があるので、そこで公式発表★
お楽しみに!