夢と希望を抱くことを少しだけやめてみる

こんにちは。りみです。
今年もこの季節がやってきました。アドベントカレンダーフェスティバル。
いくつかテーマがあり、テーマを決めてみんなで記事を書こうという企画。
私の選んだテーマは「Best books of the year」
本を読むという習慣からだいぶ遠ざかっている現状ですが、今年数年ぶりに新刊をいくつか買いました。(しかも物理本)
その中の1冊。
ベストセラー作家、佐々木正吾さんの本「Todoリストは捨てていい」
「ToDoリスト」は捨てていい。: 時間も心も消耗しない仕事術 | 佐々木正悟 |本 | 通販 | Amazon
タイトルでちょっと衝撃な感じしますが、これがおもしろかったんです。
今回、kindleで買わずになぜか物理本で買いました。なんでだろう。
そして寝る前に読んでいたら、寝るタイミングを何度か見失いました。
ドキッとするような言葉がたくさん
佐々木さんはタスクシュート協会理事であり、タスクシュート術に精通しているので内容はタスクシュートを使えばこういうことができますよ、というお話がでてはきます。
が、それよりも私的にドキッとする言葉・・・
「時間がない」わけではない、時間はいくらでもある
いや、そうなんですよね・・・時間はいくらでもある。
私もたすくまというアプリでタスクシュートを使い始めて8年ほど。今ではないと困るくらいの相方的な存在ではありますが、毎朝たすくまの1日終了時間を見るたびに「今日も時間がない」と思うことが多いのが現状。
それが「時間はいくらでもある」という言葉。
読み進めていくと・・・そうだよな~と腑に落ちること、多々。
実際、この記事もテーマを決め書き始めるも1割で止まり、本の感想を書くという初めての試みに「間に合う気がしない・・」と不安しかなく。記事を書こうと予定していたタイミングで予定外のことがあり、まったく手を付けられませんでした。
前日になり時間確保できて何とか書いています。そして担当日に間に合いそうです!(よかった)
そう、忘れなければなんとかなるのです。
(Mattremostで”大丈夫です!なんとかなります!”と励ましてくれたあやちゃ(@ayacya)さん、ありがとう)
どうやったって未来は不安。それを否定しない。
いくら完璧なTodoリストを作ったって、手を付けられないものが出てくると正直へこみます。
今でもそうです。
今年に入りタスクシュート for Notionも使いはじめました。
GTDのNotionテンプレートも購入、GTDについて調べてまとめしたりしています。そしてタスクシュートとGTDの組み合わせてどうしたらうまく運用できるだろうと考えています。
ですが、実際Notionにあるタスクも平均2日に1日くらいしかこなせていません。
それでいいのかな?と思ったりしましたが若干あきらめて「ちょっとづつ進めていくこと」を念頭に置いていくようにしてきました。
タスクシュートメゾット本「先送り0」を読んだことある方はご存じだと思いますが、要は「1分着手」です。
先送り0(ゼロ)―「今日もできなかった」から抜け出す[1日3分!]最強時間術 | jMatsuzaki, 佐々木 正悟 | 実践経営・リーダーシップ | Kindleストア | Amazon
1分着手すらできない日ももちろんありますが、「今やらなくても大丈夫なもの」だからやらないんだろう、と割り切ることが少しづつできるようになり、自分の1日のこなせる体力がどれくらいあるのかが見えるようになってきました。これだけでも大きな進歩。長年たすくまつけていても振り返りを一切していなかったので。自分の体力を結構過大評価してたんです。こんなできないんだ、と初めはがっかりしました。今はこ「これだけしかできないからこの中でどうこなすか」を考えるようにしています。
それでも私たちは夢を詰め込む
私はカフェなど外で作業することが多いんですが、愛用のリュックサックに作業時に必要そうなものを詰め込みます。が、大概使わないものを絶対入れています。「ここまでやりたい」という夢を詰め込んで、かつ、使いたいときになかったら・・という不安を払拭するためにまた荷物を増やします。
それがTodoリストも同じようなことが言えそうだなと、今これを書いていて気づきました。
好きなYouTubeチャンネルがあるのですが、その動画内で「1年の目標は7割くらいで達成できるようにすると1年でちょうど達成くらいになる」と言っていて、人って夢を詰め込むんだな、とこちらでも納得しました。
断捨離のやましたひでこさんも「収納は7割。余裕をもって」と言っていました。
来年は夢は詰め込みすぎないようにしたいと思います。
まずは不安のない程度に持ち物減らします!(毎日肩と背中が痛いんです)
最後に1つ、佐々木さんの本から印象に残っている言葉を置きます。
絶望さえしていなければ、いつでも希望はある